レコードを聴く

レコードに針を落とすのって
なんていうか儀式みたいな感じ、今思うと…ね?

ジャケットから取り出して
盤面のホコリを拭いて、
目の高さにかざして傷が無いか確認して

ターンテーブルに置いて、
ターンテーブルの側面のなんか凸凹したやつを見ながら回転数を微調整して、

そして針を置く
ここが儀式のクライマックスです。

でもってちょっとノイズの後に
曲が始まる。

音楽そのものとは関係ないんですよ。
この一連のくだりは‥
どんな音楽を聴くときでもこの作業は一緒ですものね。

だけど、これが「さあ聴くぞっ」って空気が部屋に充満してくる。
儀式です。

加えて言うと、
レコードが終わった後も独特の空気だったかと。
片面20分から25分が終わって、自動的にトーンアームが戻ったりして
そのあとの静寂感。

懐かしい。(懐古趣味っすかね)

戻りたいかっていうと、それほどでもないくらいの
懐かしんでるくらいがちょうどいい感じです。


そんな話、
ちょっと前に、松本隆さんが
テレビで同じようなこと仰っていて
僕なんか、同じ感覚を共有できてしまっていたことが
恐れ多かったです。

ガールズアンドパンツァー

略して「ガルパン」です。
もうすぐ「最終章」ってのが劇場公開ですね。

僕はTVシリーズの再放送をたまたまみて、
はまってしまいました。

「女子高生が戦車に乗って」っていう
とんでもない設定なのですが、
そこさえスルーしてもらえれば
これ、面白いです。

アニメと言うだけでダメな人は無理でしょうけど
美少女アニメとかってレッテル外してみて損はないと思いますよ。

今さら過ぎて、なんですけど
まあ許してください。

いわゆる美少女アニメに分類されちゃうと思うけど
女の子ばっかり出てくるけど
しかもみんなかわいいキャラだけど
そこはメインにしていないと思います。。
確かにこれが男の子だったら面白さ半減かもしれません。
ミスマッチを楽しむ部分で面白さアップしていることはその通りです。
言い換えると、美少女アニメを逆手に取ってると思うのです。

あらためてどんな話か書いておくと
茶道や華道と同じような位置づけで
「戦車道」ってのが女性のたしなみとして存在している設定。
ナギナタが進化発展して戦車で戦う武道ってことの様です。
ムリヤリだけどまあよしてしてください。
そのなかで、主人公の女の子が仲間たちと協力して
ライバル校との試合を戦っていくっていうおはなし。

ここで面白さポイントその一。
「戦車道」を「バレーボール」や「テニス」に置き換えたら
普通のスポコンです。

そう、スポコンなんですね。
しかも直球ど真ん中の王道スポコンストーリーと言っても良いのではないかと‥
あまり汗臭すぎると今どき流行らないかもですが
それでもスポコン嫌いな人ってあまりいないのではないでしょうか?

先に言ったように美少女主人公が戦車に乗るっていう設定だけ
スルーすればよいのです。

ケガするじゃん、死んじゃうじゃんって?
当然の疑問ですが、そこは
「戦車道は戦争じゃありません。武道(スポーツ)です」って一言で
どうやら謎のハイテク?で、安全仕様になっているとの事
深く考えないでOKです。(ドラえもんだって深く考えたら楽しめないでしょ?)

次に面白さポイントその二。
「戦車」ですよ。
僕は戦車なんてまったく知識ありませんでした。
今だってガルパンの範囲以外の知識はありません。

登場戦車の特徴をストーリーの中でちゃんと活かして活躍してるみたいで。
このへんはスポコン漫画の燃える部分にも通じますけどね。
戦車好きの人も納得せざるを得なかったみたいです。
しかも

戦車の動きが超楽しい。
あり得ないだろっていう描写とリアルな描写のさじ加減が絶妙。

ハリウッド映画のCGとかだってそうじゃないですか?
あり得ないとリアルのバランス

製作者さんたち、気合入ってますねって伝わってきますよ。

なんたって音もなかなかですしね。

その三
エッチなシーンは無いので家族で見ても安心(多分)
タイトルからして「パンツァー」ってパンツのアニメと思われなくない?
きっとそれも計算ずくなのではと思うのです。
パンツ‥見えません。(入浴シーンはあるものの謎のさわやか描写です)
安心してください。(がっかりした人もいるのか?)

なんかとりとめのない感じになりましたが
まずはこの辺で。

他にも大洗の町とか、登場キャラの設定とか
キリがないです。

結局「ガルパンはいいぞ」って言葉に集約されちゃいますね。

ハローグッドバイと言う曲。

僕はこのタイトルの曲を2つ知っているのですが
ここではどちらも書いてみたいと思います。
ほかにもきっと何曲もありそうですけど
僕の知ってる2曲は

アグネスチャンのハローグッドバイ
BEATLES の HELLO GOODBYE

ちなみにこの曲名をググってみてもだいたいこの2曲がまず出てくる感じですね。
どちらもすてきな曲なので

アグネスチャンのハローグッドバイなんて知らない?
いやいや、柏原よしえの‥と言えば
わかってくださる方多いでしょうか?(若い人にはどっちみち無理?)
そう、それです。オリジナルはアグネスチャンで柏原よしえさんはカバーしてヒットさせた人です。
実際そのおかげでこの曲が知られたのわけですけどね。
ここはオリジナルにこだわってアグネスの‥で押し通す予定(古っ;)
BEATLESしか知らないという方も
柏原よしえさんの曲しか知らないという方も
この機会に聴いてみては?なんて思います。YOUTUBEで聴けますよ。
でもちょっとさすがに時代を感じるかな?

さて、
もともとオリジナルはアグネス・チャンと言うことで、
シングルのB面だったのですね。
柏原よしえの時には一部歌詞が違うしタイトルも「ハローグッバイ」になってるようです。
僕はアグネスチャンのオリジナルを知っていたので
柏原よしえさんがシングルとしてヒットさせたときには
はぇー?パクリじゃんって思ったのを覚えています。
アグネス・チャンの方が僕は好きです。
アレンジとかほとんど同じようだけど、素朴な感じがします。

この曲、歌詞がいいですね。
喜多條忠さんです。僕はずっと松本隆さんだと思い込んでました。喜多條さんすみません。
♪紅茶の美味しい喫茶店
ってもう、いきなり景色が浮かぶじゃないですか
そしてカップのデザイン
主人公の女の子の気持ち
物語が広がっていく感じが素敵です。
喜多條忠さんと言えば「神田川」が有名かな?
どの詞もみんなストーリーがあって、こういう詩を紡げるって、いろいろ凄いって感服します。
あれ?曲の話からそれちゃった?
いやいや、曲そのものについては、検索すればたくさん出てきますよ。
ここは思い浮かんだままに書かせてもらいました。
あぁ、喜多條忠コンピレーションCDとか無いかな?


かたやBEATLESの方。HELLO GOODBYE です。
グループとして最も円熟していた時期のシングルですね。
PVがネットでも見れますけど
メンバーみんな楽しそうだし、余裕しゃくしゃくって感じです。

そしてこの曲も詞がいいんです。
と言っても喜多條さんの詞がいいってのとは違った意味。
この曲の詞は英語が簡単。ちょーかんたん。
しかも聞き取りやすい。

僕が歌詞カードなしで意味を理解できた唯一の英語の曲です。

この曲の凄いと思うところをもう一つ。
間奏のギターのメロディー。
と言っても、超絶テクとか超絶速弾きとかじゃない。
単純に「ドレミファソラシド」って弾いてるんですよ。
それで間奏のメロディーとして普通に聴けちゃう。
あれ?僕が舐められてるだけ?

この人たちって、HELLO と GOODBYE の単語とドレミファソラシドだけで曲が作れちゃうんですね。
しかもシングルA面ですよ。チャート1位ですよ。
すごいとしか言いようがないです。

SC相模原の試合見てきました。

SC相模原の試合見てきました。

家の郵便受けにチラシが入っていたのです。
町内会毎に順番に無料招待しているのかな?
11月19日のホームゲームに2名無料招待。
なかなか粋なことするじゃないですか?

でもって川口選手です。
ちょっとうちの奥さん、接点があって(川口選手の方は知らないだろうけど)
じゃあせっかくだから見に行こうってことになったわけです。
タダってのに釣られただけっしょって言われたら、全くその通りです。てへ。

J3の試合なんて、ガラガラじゃないの?って思ってたら
意外と盛り上がっててビックリ。でもいいことですね。
舐めててすみませんでした。てへ。

お店もいっぱい出てるし、チームカラーの緑のマフラータオル巻いてる人、たくさん。
買っちゃいましたよ。マフラータオル。てへ。
そうそう、お茶のプレゼントもなんか得した気分で嬉しかです。
「ガミ茶(ガミティー)」っていうお茶。お店じゃ見たことないけどどこかで売ってるのかな?

その日は川口選手がJリーグの試合通算500試合目ってことで
それもあって盛り上がってたかもしれません。
相手チームサポータまで「川口おめでとー」って声かけてましたものね。

試合中は大きなスタジアムじゃないから選手の動きとか良く見えて、
やっぱスポーツ観戦って面白いですね。
川口選手もキッチリとピンチをしのいでさすがの安定セーブぶり。
かっけー!


結果は引き分け。相手の方が上手かったように感じました。素人の感想ですが。てへ。


試合後、ゴール裏のサポーター席にむかって川口選手のあいさつ。
そのあと観客席のフェンス越しにハイタッチ!

僕らもちょうどいいところで待ち構えてハイタッチ!!!

この手がアトランタオリンピックをはじめたくさんの日本のゴールを守ってきたんだと思うと
めっちゃ感激ですよぉ!年甲斐もなく。

川口選手は見るからにストイックな感じで、これがプロなんだなあって感服しました。

この後も体力が許す限りゴール前に立ち続けるのだろうって、思います。

タダ券で観戦した分際で生意気言ってごめんなさい。
でもホントにかっこよかったっす!

電車通勤

10年くらい車通勤だったのですが
異動に伴い、去年から電車通勤に戻りました。

前と比べてというか
それまでは高校時代から社会人まで
ずっと当たり前に電車だったのが、
一旦途切れてあらためて電車通いになると
健康にいいのはもちろんとして、
いろいろ新鮮ですねぇ。

例えば
昔より混雑緩和されているような気がする
みんなスマホいじってる
車いすの人も珍しくない。
本人はもちろん駅員さんとかも大変なんだろうけど頑張ってますよね。

リュックを前に抱える人。
あれ、結構ありがたいですよね。見習うようにしています。


そんな中で逆に「ちょっとどうなんだろう?」って思うこと。
(あくまで個人の感想で、考えの至らないこともあるとは思うけど)
携帯電話は控えましょうとか、音漏れに注意しましょうとか、化粧するのは如何か?などは
世間でも普通に言われることですけど、それ以外にね。

●飲み食いしてる人が結構いる。
 ペットボトルなんかは全然問題ないと思います。
 コーヒーとかのテイクアウトのやつはどうなんでしょう?
 あれ、こぼしたりしないんですかね?
 ストローが周囲の人に触れたりしないんですかね?
 片手で持ってもう片方でスマホいじってたりいじってたりして
 器用ですよね。

●食べ物だと健康機能食品系とかパンやおにぎり
 朝食なのだろうけど電車の中ではどうなの?
 しかも立ったままとか。
 食事の時はちゃんと座ってって躾られなかったのかな
 せめてホームのベンチならわかりますです。

●混んでる電車で足を組んでいる人
 意外と女の人ですね。
 男性の場合は足を投げ出してる人とかかな。
 癖なんでしょうけど。

●スーツケースを自分の後ろからついてくる感じで転がすのも結構困りませんか?
 車内じゃなくてホームや通路での話ですけど。
 本人の後ろにあと二人分くらいのスペース占めてると思うのです。
 自分の体の横に、立てた感じで転がしてくれると
 「おっ気配りできる人だな」って思います。

●ポニーテールの女性
 かわいいのだけれど満員電車で自分の前に立たれると
 どうしていいか困ります。
 さらに、首を左右に動かされたりすると
 髪の毛がぶんぶんって、平手打ち食らっているみたいなんですけど。
 髪型に文句付ける気はもちろん無いですけどせめて後ろの人に気を配って。


いやいや、なんか書いてる方が自己嫌悪になりそうで
この辺で。
そういう自分だって人様に不快な思いさせてるかもですしね。
気を付けよう。

そうそう、ちょっと違うけどもう一つ
僕が毎朝のっている電車の車内アナウンス(自動音声のやつ)
ボリュームデカすぎなんすけど。
若干難聴気味の僕が感じるくらい、大きい。
特に英語のアナウンス。
イヤホンして、ラジコ聞いてても放送が聞き取れないレベル。
いわば「逆音漏れ」ですよ。


これが一番、今回伝えたいことかもしれないっ

atom heart mother 懐かしっ

といっても、
原子心母じゃありません。
原始神母です。

ネットで見つけたときはもう鳥肌たちましたぉっ

オリジナルの完全コピーと言って
過言ではない演奏
しかも日本人(VOCALの方はアメリカ人だけど)バンド

ATOM HEART MOTHER
DARK SIDE OF THE MOON(フルアルバム!)
ECHOES

他にもいろいろあるけれど、まずはこの3つですね
もう、宇宙を感じるとでも言いましょうか。
時空を超えて心が解き放たれる感覚。
いや、個人の感想ですけど、あながち間違ってないでしょ?

まだあまり知られていないのかな?
ってか、今の時代、プログレは流行らないですかね?
そりゃスマホでイヤホンして聴く音楽じゃないとは思いますよ
車で流すのもチョット違う(いや、かなり違うか‥)

これ、わかってくれる人いるのかな?

ここまで読んでくれる前に、何言ってるだ?こいつ?
ってなったかもですが、遅ればせながら説明をっと‥

原子心母
こちらはアルバム名です。
原題はATOM HEART MOTHER。
何のひねりもない直訳ですけど、
邦題はこれしかないだろうなと聴けば納得しますね。
ピンクフロイドという60年代後半から70年代に
活躍したイギリスのロックバンドの代表作の一つ
プログレッシブロックっていうジャンルで、
語りだしたらキリがないので
幻想的、抽象的な音楽とでも言っておきましょうかね。


原始神母
こちらはバンド名で
日本のピンクフロイドのカバーバンド
めちゃ上手いっ
しかも全盛期の曲を中心にやってくれてるっ
PINK FLOYD 本家より上手いんじゃね?
よもや日本で今この時代にPINK FLOYDの生ライブが
体験できるとは思いませなんだよぉ(日本語が変?)

昔、ピンクフロイド聞いた人なら
涙ものですよ、これ。
フジロック2017に出演したらしいけど
反応はどうだったのかな?
今の時代には合わないのでは?と余計な心配もちょっとね‥

暮れに東京でもライブがあるみたいなので
行ってみようかと思ってます。

ライブハウスなんて何十年ぶリだろう?
ちょっと緊張しますね。
というか、だれか一緒に行ってくれないかな?

定年までに、定年あとに、the long and winding ....

定年まであと2年
僕なりの
LONG AND WINDING ROAD

定年って今までのイメージだと
長い間、お疲れ様
とか
これからはのんびり趣味に打ち込むぞ
とか
縁側でお茶飲みながら囲碁‥のご隠居さん(笑)
世間的にもそんな感じですよね。


でも今の自分を見てみると
ちょっと違う。

まだ先が長そう。
でもって体はまあ今のところ元気

(健康診断はあちこち引っかかるけどまあ普通に生活できてますしね)


お金はやっぱり心配。

老後資金は年金だけでは足りないし、貯えだってそんなにない。

何歳まで生きるかわからないのに貯金を切り崩すばかりでは不安ですよね。


先が長いって‥ちょっとある意味コワイです。
上に書いたイメージと違ってませんか?

ご隠居さんのイメージが、来る日も来る日も続くと思うと何か違う。
いや、加えて終盤は徐々に衰えていくわけで‥

やっぱ上に書いたような漠然としたイメージじゃいかんでしょ。
衰えた終盤はさておき、その前のまだそこそこ元気な今の期間。
ここは、なにか有効活用しなきゃですよね。
つまり定年って言う節目は若いころの
進学とか就職とか結婚とかと同じ認識でいないとヤバくね?
って思うのです。


のんびり とか 趣味に とかだけじゃなく

大きくなったらXXXになりたいって言うのと同じ気持ちで考えるべき
じゃないと、もったいない。
流されるだけ。

年齢っていうハンデはあるとはいえ
進学や就職よりも考えようによってはめちゃめちゃ自由度の高い選択ができるかも?
って、思いませんか?

いやいやむしろ、無理やりにでも、そう思いたいですよね。


僕なりの
LONG AND WINDING ROAD
これまで60年近く
LONGって言えばLONGだし
決してまっすぐいつも先が見えていただわけじゃないから
WINDINGといえばWINDINGです

これからもその辺は同じなのでしょう。
でも道は
「僕の前に道はない。僕の後ろに道は出きる」ですからね
まさに真理。若いころとは違った意味で沁みます。

僕は60過ぎたら何になろう?

今までやってきたこととは違うこと
今までの延長のこと
両方のバランスをうまくとって
いままで見たことのない景色が見られるようなこと、出来たらいいなと思います。